Saucy Dog「怪物たちよ」の思いが込められた歌詞の意味は?歌詞から伝えたい意図を考察!

引用:YouTube

若者から人気を集めるスリーピースバンド『Saucy Dog』。2023年シングル「怪物たちよ」をリリースしました。

曲のタイトル「怪物たちよ」の怪物とは一体何を指しているのか?歌詞に込められた意図を考察していきます

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もくじ

映画「スクロール」の主題歌「怪物たちよ」

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映画スクロールの概要

『スクロール』
2月3日(金) TOHOシネマズ 日比谷 他にて全国公開

出演:北村匠海 中川大志 松岡茉優古川琴音
水橋研二莉子 三河悠冴 /MEGUMI 金子ノブアキ / 忍成修吾 / 相田翔子
監督・脚本・編集:清水康彦
脚本:金沢知樹木乃江祐希
原作:橋爪駿輝『スクロール』(講談社文庫)
主題歌:Saucy Dog「怪物たちよ」(A-Sketch)
音楽:香田悠真
撮影:川上智之
配給:ショウゲート

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「怪物たちよ」作詞作曲:石原慎也さん

若い世代を中心に注目されているスリーピースバンド「Saucy Dog」が2023年2月1日にリリースした楽曲になります。

この「怪物たちよ」は映画「スクロール」のために作曲された曲になります。

作詞作曲をした石原慎也からコメントは「原作も映画もしっかりみさせていただきました」とのことで、この曲と映画の世界観が色濃く反映されていそうです。

また、石原は「自分も含めてみんな心に怪物を飼っている。そんな誰もが見えていない当たり前を書きました」というコメントも残しています。

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「怪物たちよ」の歌詞の考察

今回は石原さんが作曲した「怪物たちよ」の歌詞から歌詞の考察していきたいと思います!

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①「怪物たちよ」の歌詞考察

だらしのない生活に息を潜める怪物達よ
なんて素晴らしくって退屈な日々なんだ!
穏やかな夜に乾杯
しけたツラした僕にジャスハイ

幸せの価値観なんて人によって違うもんなのさ
定規で測れるような生き方はひとつもない
僕らの明るい未来に乾杯
もう嫌いなやつらはバイバイ

歌詞の冒頭から読み取れるのは、変わらない毎日を過ごしている人々の生活が歌われています。

なんて素晴らしくって退屈な日々とは、平和の世の中といメッセージが込められています。

「幸せの価値なんて人によって違うものさ」とは十人十色で人それぞれ幸せの価値の基準や幸せの捉え方が違います。

みんな違って当たり前でそれを受け入れるのも受け入れないのも自分!

幸せで平和の生活を送っていきたいという主人公の想いが伝わってきます。

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②「怪物たちよ」の歌詞考察

耳元で聞こえた誹謗が消えてくれない
忘れる為また飲んで後悔を繰り返す

見えないやつの視線に怯えて
夢の中で号き疲れて壊れてしまいそう
全てが黒く見えてしまうけど
麻ロープで首を括り手にする自由よりも
僕らはきっと強くなれるはず
こんな世界でもまだ

「耳元で聞こえた誹謗が消えてくれない」はSNSや周りの声で目にしたこと、聞いたいことを指しているのでしょう

人は、ネガティブの情報に敏感で100個のポジティブコメントより1つのネガティブコメントの方が精神的にインパクトがでかく記憶に残ってしまうののです

情報社会になり、匿名でコメントができ相手への思いやりのあるコメントができず、人を平気で傷をつける人が増えていますよね。時としてそのコメントが狂気に変わってしまう、、、

「怪物たちよ」のタイトルは画面越しにいるユーザーが平気で人を傷つけてしまう人たちのことを指していると思います。

ネガティブコメントは一度気になってしまったら、疑心暗鬼になってしまい世の中の誰もが自分を誹謗中傷しているのではないかと勘違いしてしまいます


「麻ロープで首を括り手にする自由よりも 僕らはきっと強くなれるはず」

自由を手に入れるために自殺するよりも、まだやれることは他にたくさんある!という力強いメッセージが込められているように感じます。映画ストローグとの関連性を感じられる一節ですね。

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③「怪物たちよ」の歌詞考察

人を傷つけて嬉しそうな愚かなる怪物達よ
出来ることといえばせいぜい陰口くらいだもんな
可哀想な君に乾杯
もうそのままでいいよララバイ

気に入らない事を取り上げて叩いてみたり
誰も幸せになれない気がすんだ。もう気が済んだ?

画面越しで相手を傷付けようとネガティブの発信をするユーザー(怪物たち)に向けてメッセージが歌われています。

「できることといえばせいぜい影愚痴ぐらいだもんな」は直接言えず画面越しでしか愚痴を言えない怪物たちを指してます。人を指差して足を引っ張ることしかできず「可哀想な君に乾杯」。

SNSに潜むユーザー(怪物たち)に対して強烈に批判していることが汲み取れます

「気に入らない事を取り上げて叩いてみたり誰も幸せになれない気がすんだ。もう気が済んだ?」

ユーザー(怪物)たちが気に入らないことがあるとすぐ批判し燃え上がるアンチ達

人の失敗や目立った行動したらすぐに炎上させたがるけど、それは誰も幸せにならないし何も生まないじゃないか!と訴えかけています。

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④「怪物たちよ」の歌詞考察

言葉はピストル引き金を引けば
当たり前に人は死ぬぞ分かってて言ってんの?
そんなやつらに耳を貸さなくていい
「だから何?」と微笑ってやれ
遇らってしまえばいい

「言葉はピストル引き金を引けば 当たり前に人は死ぬぞ分かってて言ってんの?」

この歌詞のこの部分は一番大事なメッセージですね!

発した言葉、投稿した文字だけど、それは時に凶器に変わり人を簡単に殺してしまう言葉になってしまう。

1人の人間を簡単に殺せてしまう、刃物や銃と同じように狂気になり得るんだと強く訴えています。

それでも世の中は誹謗中傷に満ち溢れている。

歌詞を書いた石原さんは「そんなユーザーに(怪物たち)に耳を傾けなくていい」と呼びかけています。

人を平気で傷つける怪物たちの言葉なんて気にしなくてもいいし、知ったことではない!

現代を生きる人たちに響くメッセージですね。

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⑤「怪物たちよ」の歌詞考察

嫌いで良いからもう
関わらないでくれよ
雑音に怯えながら生きる事は難しい

誰かの所為にしたい
でも全部自分の決めた道ならば
悩みながら生きることも素晴らしい

石原さんの「大切なあなたに」と「そして嫌いなあいつにも」と投稿していて自信の思いがを届けたいと感じられます。

「大体いつもは聴きたくない人は別に聴かなければいいのに」

音楽の好みの人それぞれ!

「嫌いで良いからもう関わらないでくれよ。」

目立ったり、有名になればなるほどアンチの数が増え、意味もなく批判してきます。

でも、その道を選んだから前を向きながら一歩一歩進もうという想いが伝わりますね。

「悩みながら生きることも素晴らしい」

悩むことが当たり前のこの現代社会を生きる人々に「悩んでもいいだよ!」「悩みながら生きるのは素晴らしい」っと言ってくれるのは優しい歌詞ですね。

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⑥「怪物たちよ」の歌詞考察

「これが僕だ」と言えなくなるような
世界なんて変えてしまえ心まで渡さないで
嵐の中に星を探すような
生きている意味を越えていく日々
枯らさないで

「これが僕だ」って自信がなくたって
らしさなんてきっと死ぬまで判らないもんなのさ
「それが僕だ」って答えはなくたって
悩め、生きて。怪物達よ

「出る杭は打たれる」と言われる世の中で、自分の個性を隠すこの世な中なんて世界は変えてしまえ!

自分のアイデンティティ、意見、想いがどんな批判にもさらされない理想の世界でありたいという想いが詰まっているのを感じます。

自分を知らなくても、生きる目的が見つからなくても、迷い悩みながら生きることこそが人生だというメッセージが込められています。

「嵐の中に星を探すような」途方もない暗闇の中でも、希望を持ち前を向いて進み続けようと応援している想いが伝わってきます。

「悩め、生きて。怪物達よ」

だれでも、自分が「怪物」になる可能性を持っているからこそ、人に対して自分の言葉は凶器になり得ることを自覚し、自分の発する言葉を気をつけることが大切です。相手に思いやりを持って生きることが大切です。

この曲は、SNS社会を生きる全員に聞いてもらいたい最高の楽曲です!ぜひ聞いてみてください!

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Saucy Dog「怪物たちよ」歌詞

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